記録と今の私の気持ちを綴ったまでなので、正直暗くて長い記事です。
気落ちさせてしまう恐れがある場合はスルーしてください。
ちょうど一週間前、おじいちゃんが亡くなりました。
数年前に足を悪くしてからは不自由な生活が続いていて、年も年だったので最近は病院通いが続き体調不良が続いて…。入院してちょうど1カ月経ち、18日に誕生日を迎えたばかりのことでした。
仕事中の昼に母から連絡が入って、朝からメールが来ていたから覚悟はしていたもののマクドナルドで一人号泣。この日に限って滅多に行かないマクドナルド。個人個人の仕切りがあって助かった。
おじいちゃん家に駆けつけるともうみんないて、おばあちゃんが「おじいちゃん亡くなったよ…」とか弱い声で私に言った。
とてもプライドの高い人だったから、年老いてどんどん出来ないことが増えていくことをなかなか受け入れられなかったおじいちゃん。
その姿を見ているのが本当に周りも苦しかった。
最後のほうは日によって意識が朦朧としていて、自分の娘すら判らない日もあった。私が最後に会いに行った日はたまたま調子がよく、私のこともはっきり分かっていて、苦しそうではあったけど「どこの美人が来たのかと思ったよ…はは」と冗談も言えるほどだった。それから「子供はできた?」とのいつもの問いかけ。
これが私と祖父の最後の会話。
同じ天井ばかりの景色の変わらないベッドの上で、どんな思いで長い長い一日を過ごしていたのかと思うと本当にやるせない。
そんなことばかり考えて、気づけば涙が勝手に出てきて…な毎日。
大切な人とのお別れは本当に辛くて悲しくてどうしようもない。
小さい頃から両方の祖父母が健在だった私には人生2度目の経験。
おじいちゃんはというと、絵に描いたように真面目で何事もきっちりしていた人。
お洒落が好きで、たくさんある洋服の入れ替えも全部自分でやっていた。
頑固で言葉少なく、周囲からは気難しい印象だったかもしれない。
でも、愛情深くて子供や孫には無償の愛を注いでくれる人だった。
誕生日やこどもの日、成人式などお祝い事は絶対忘れない。
5人の孫全員に車の免許をとらせてくれたのもおじいちゃん。
特に私はただ一人の女の子の孫だったから、本当に可愛がってもらっていて。
5人の中で唯一結婚しているのも私。
「女の子が一番最初に嫁に行って、順番どおりで本当よかった」て喜んでくれいるというのは後から母に聞いた。
結婚前、彼の両親があいさつに来てくれるときに実家のお掃除の手伝いに来てくれたおばあちゃんとおじいちゃん。一緒におばあちゃんと洗い物をしていたとき、「この間おじいちゃんに宝物は何か聞いたら“真央”って答えたのよ〜」とおばあちゃんからさりげなく聞いた言葉が私にとっても宝物だった。
沖縄での結婚を選んだのも、家族友人みんなで旅行に行けるからだった。
おじいちゃんとの旅行はあれが最後になったな。
この週末はそんなこんなでお通夜や葬儀とバタバタしていたのだけど、久々に従兄弟たちともこんな長い時間一緒にいて、なんだか改めていろんなことを知れた気がする。
旦那はもちろん、彼のママもわざわざ新幹線で駆けつけてくれて。
私には新しい家族があるんだと再確認。
精神的にもずいぶん助けられた。
なんて幸せなんだろう。
葬儀のあと、おじいちゃんが好きだった庭でのBBQをあえて開催。
普通なら粛々と過ごすところなんだろうけど、それがウチっぽい。
そこからはみんな相変わらずめちゃくちゃ。笑
不謹慎きわきわな人たちだけど、あったかいよ。
お陰でその日は気もすこし晴れたしね。
おじいちゃんとおばあちゃんが恋愛結婚で、しかももともと職場が同じだったなんて初めて聞いたし。弟が毎月amazonで「大法輪」を取り寄せておじいちゃんに渡していたのも知らなかった。(てかこの雑誌自体初めて知ったよ!!)
市の火葬場はまるで現代美術館のような建物だった。
最後のお別れの部屋は、天井が高くて天窓になっていてぼんやりジェームスタレルを思い出した。
あと…驚いたのがお坊さん。すごく若くて今風だった。
ただ声量がすごくて、お経も早い、早い。
弟曰く、「おじいちゃんがお気に入りだったあのお坊さんが来てくれてよかったな」て。え?そうなの?(そして弟よ、なぜそれを…)あの生真面目なおじいちゃんがお気に入りって余程きちんとしている人なんだろうな。見かけで判断しちゃダメ…ね。(いや、悪い印象とかでなく驚いただけなんだけどね)
おじいちゃんの知らないことがいっぱいあって、今さらだけどアルバムやらビデオ(それもなんとヨーロッパ横断旅の!パリやロンドンの話もしたかった〜)を観て「へー」「ふーん」と関心してます。
親族でも知らないことだらけだよね。
どっぷり家族愛というものに浸った1週間でした。
あー、おじいちゃんに曾孫見せてあげたかったな。
そうそう、おじいちゃんがもうダメかも…というメールが来た日、落ち込みながら家に帰ると私宛に一通のお手紙が。送り主はいつも行きつけの服屋のお姉さんからでした。直筆の長文で何事かと驚いたのだけど、新しい命を授かってお仕事を休業するとの知らせ。もう随分長いお付き合いだから嬉しくて泣きそうになったんだった。
で、フルネームをちゃんと知らなかったんだけど、名前がおじいちゃんと同じで、しかもよくよく見るとフルネームだと1文字違い。このふたり、お互い苗字はかなり珍しい方なのに。なんだか不思議な偶然だったのでした。
とりあえず落ち着いたら、おばあちゃんとお出かけしようと思います。
まだまだたくさん思い出いっぱい作るんだ。
おじいちゃんに敬愛の気持ちをこめて。